
日本ポスティング協同組合は、法令を遵守し業務を通じて業界の確立と地位向上を目指します。
組合員は、相互扶助をはかり、企業理念を高め、社会的使命を自覚し、地域貢献します。
私たちは、日本ポスティング協同組合に加盟した関東甲信越地方(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、茨城県、栃木県、山梨県、新潟県)のポスティング業者30社で構成してるのが関東ブロックです。

ポスティング事業は、まだ社会に十分に認識されていない小さな業界です。しかし、新聞購読者数が減少し、プッシュ型の広告宣伝がしにくくなり、ポスティングが徐々に脚光を浴びてきています。昨年の当組合員各社の売上前年比は軒並み好調で、時流は私たちポスティング業界にスポットライトを当てようとしています。とはいえ時代の流れは想像するよりも遙かに速く、インターネットを活用した仮想空間広告やドローンに代表される次世代型の物流システムなど、今の好調を維持できる保障はありません。
日本ポスティング協同組合は、1999年に発足しました。36社でスタートした組合は、2023年7月現在で組合員93社、社員総数1,500名、配布員総数31,500名とポスティング業界では最大の組織となりました。このスケールメリットを活かしつつ、設立から20年を経た現在、社会の変遷を十分に考慮したうえで、時流に合わせた健全で継続的な組合作りを目指して行きます。
私たちの事業は、人がテーマです。組合員相互の関係を強化することで、人財化と組織化を推進し、ネットワークをフルに活用して行きます。今の躍動感が組合員とお客様の将来展望につながるように、様々な声をしっかりと受け止めて、組合運営を進めたいと思います。また、他のポスティング団体との連携は、これからのポスティング業界をつくる上でたいへん重要な課題です。積極的に交流し、業界全体を鳥瞰する目線も持って、私たちの組合の今後について模索していきたいと思います。ポスティング業界の発展に寄与できるように本気で取り組み、未来に希望が持てる組織へと邁進してまいります。
日本ポスティング協同組合 理事長 大久保 秀峰