20.02.20　VOL.13
ライフケア群栄　株式会社　有田　邦夫会長
　反町　敏和社長
聞き手：専務理事　中丸　博之

このたびは群馬県高崎市で情報紙を発刊、ポスティングを行って２３年、昨年１２月に１０００号を発刊されたことを記念して去る２月９日に「ちいきしんぶん１０００号記念クルー交流会」が開催された、ライフケア群栄株式会社にお邪魔いたしました。高崎市産業創造館に７０余名のクルーとリーダーさんが集り盛大に開催されました。

◆有田会長・反町社長

中丸専務：ちいきしんぶん１０００号発刊おめでとうございます。組合員の中でも地域密着の情報紙を発刊している会社は２０数社ありますが、創刊から　１０００号を数えるところは数少ないです。有田会長、創刊時のお話をお聞かせください。

有田会長：昭和５９年の１２月に「高崎地域新聞」として１万世帯を対象に第１号をだしました。早いもので２４年目になります。地域情報がいっぱいの新しいタイプの新聞として誕生しました。 発刊当初は次を特徴としていました。１．配布地域内は犬小屋、ガレージ以外は全戸無料配布です。２．生活便利情報として活用できるような広告媒体です。３．配布地域を１万世帯に限定します。４．ネットワークづくりは地域住民と情報センターの双方向です。５．パーソナル情報を重視した紙面をつくります。 配布方法や情報収集は現在も変わっておりませんが、発行部数は１年経った時には１０万世帯を対象に拡大しておりました。スタート時「ミッド群栄（株）」でしたが「ライフケア群栄（株）」に改め、不動産関連、注文住宅関連、駐車場、介護関連はそれぞれ独立会社にいたしました。現在一部配布部門以外に介護医療関連の人材紹介を行っております。

中丸専務：反町社長、現在の新聞、配布組織等についてお聞かせください。

反町社長：私は３代目の代表になります。スタート時は堅い「高崎地域新聞」でしたが、現在は「ちいきしんぶん」に改めタブロイド版カラーになっております。クルー（配布員）は３３０名、リーダー１２名、１０万４千部発行し生活者にお届けしております。

◆交流会でクルーの紹介

中丸専務：高崎警察とのタイアップで実施されておられる「防犯腕章」は最近も配布時には携帯していますか？又、効果の程は如何ですか？

反町社長：配布時には多くのクルーの方々が腕章をして配布しています。地域の犯罪の抑止に繋がっていることと信じ防犯を意識しております。過去クルーの方が何時もの配布時間と違った時間に配布した時にその地区で子供に対する犯罪が起こり、クルーさんは時間を変えたことを悔やんでおりました。何時もの時間に配布していたら、あの犯罪が起こらなかったのでは無いかと・・・！ 腕章を付けていることにより、「ご苦労様」と声をかけてもらったり、警察官に敬礼されたりすることがクルーさんにとってやりがいになっているようです。

中丸専務：防犯と言う観点で地域コミュニティーと融合できることは素晴らしいですね！ 最近の傾向と今後の展望は如何お考えですか？　

反町社長：最近はクルーのリクルートが難しくなってきています。紙面で言えば広告スペースの販売が細かくなってきておりまして、大きいスペースの販売が難しいです。なかなか地域の大型店の広告が取りにくいです。 将来展望ではないのですが常に「明るく元気な人づくり」「安心、安全なまちづくり」をスローガンに地域貢献して行きたいです。

中丸専務：組合を作りました時からのお仲間です この１０年間を振り返り組合に対しての

◆創業からの話しする反町社長

反町社長：組合ブランドの向上を図りたいです。 ポスティング全体の質の向上を真剣に取り組んでいきたいです。今年の総会で話しが有りました「情報紙部会」については期待しております。

中丸専務：本日は１０００号記念交流会にお招きいただき有難うございました。貴社の益々ご発展をご祈念申し上げます。